ビットコインに未来を託す理由──個人投資家として感じる“可能性”と“必然性”

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■はじめに

ビットコインが誕生してから15年以上が経ちました。当初は「怪しい」「投機」「危ない」と言われ続け、世間の評価は散々なものでした。しかし、長期で見ればビットコインは社会に徐々に受け入れられ、今や国家レベル・機関投資家レベルでの保有が進んでいます。

私はメタプラネットの30,000株ホルダーとして、ビットコインに価値があると信じているからこそ同社にも期待を寄せています。 この記事では「私がなぜビットコインに未来を感じているのか」を、可能な限り丁寧に、深い視点でまとめました。

「ただ値上がりしそうだから買う」という短期目線ではなく、“なぜ存在するのか” “なぜ必要とされるのか” を軸にした長期視点での考察です。


■1. ビットコインは「人類史上もっとも透明な通貨」である

ビットコインは中央管理者がいません。
銀行も、政府も、企業も、誰もビットコインの発行量を増やすことはできません。

  • 誰がいくら持っているか
  • どのアドレスがどれだけ送金したか
  • 総発行量がいくつで、今いくつ掘られたか

全部、コードとブロックチェーンに記録され、人類の誰でも確認できます。

これは、これまでの通貨の歴史では実現できなかったことです。

法定通貨は必ずインフレします。それは「発行する側(政府)が増やせる」という構造上の欠陥を抱えているからです。
ビットコインはその欠陥を排除しました。

世界の歴史を見れば、国家通貨は何度も崩壊し、価値は消え、国民は預金を失っています。

  • アルゼンチン
  • トルコ
  • ロシア
  • ジンバブエ
  • ベネズエラ

そして日本も例外ではありません。
円の価値はここ数年で大きく下がりました。

ビットコインは「人類が初めて作った、信頼に依存しない通貨」なのです。


■2. ビットコインは「国家や銀行に頼れない人」を救う

先進国では「銀行なんて誰でも使える」と思いがちです。しかし世界には、銀行口座すら持てない人が数十億人います。

たとえば、アフリカでは銀行が近くにありません。
紛争地域では、そもそも政府すら機能しません。

そんな中、スマホ1台で使えるビットコインは、人々に“初めての金融アクセス”を与える存在になっています。

さらに重要なのは、政府が通貨を勝手に操作して国民を苦しめる国において、
ビットコインは“出口”になるということです。

これは日本に住む私たちには実感しにくいですが、世界的には非常に大きな価値があります。


■3. ビットコインは「21世紀のデジタル金」になる

ビットコインはしばしば「デジタルゴールド」と呼ばれます。

その理由は3つあります。

✔1. 発行上限がある(2100万枚)

ゴールドも埋蔵量に限りがありますが、ビットコインは数学的に上限が決まっています。
希少性が明確で、人間の都合で変えられません。

✔2. 政治や戦争に左右されない

金は輸送にコストがかかり、取引も遅い。
国境をまたぐのはさらに大変。
一方、ビットコインは世界中どこにでも数分で送ることができます。

✔3. 検閲耐性が高く“自由”

ビットコインアドレスは没収がほぼ不可能です。
国家レベルでさえ資産没収が難しい。

金の価値をデジタルで引き継ぎ、さらにアップデートしたものがビットコインです。

だから世界中のファンド・企業・富裕層は、ビットコインを「インフレヘッジ」として購入しています。


■4. 機関投資家の参入で「相場の質」が一変した

数年前までは、ビットコインは個人投資家が中心でした。
価格も暴騰・暴落の繰り返しで、ギャンブル的な印象が強かった。

しかし今は違います。

  • ブラックロック
  • フィデリティ
  • アーク
  • マイクロストラテジー
  • 世界中のETF勢

こうしたプロ中のプロが、毎日のようにビットコインを買っています。

機関投資家の参入は、この市場の成熟度を大きく引き上げました。

“個人の遊び場”から“世界的な資産市場”へ変わったのです。

これがビットコインの長期的な価値を支えています。


■5. 日本に住む私たちこそ、ビットコインを持つ意味が大きい

日本円の価値は、ここ10年で大きく下がりました。
円は弱くなり、物価は上がり、給料は増えていない。

この流れは、構造的に改善が難しいと言われています。

  • 国の借金が膨らみ続けている
  • 人口が減り続けている
  • 生産性が上がらない
  • 年金制度が限界に近い

こうした背景を踏まえると、
“円一本で資産形成をする”のは、正直かなりリスクがあります。

だから私は、
「日本円以外の価値」を持つ手段としてビットコインが必要だ
と考えています。


■6. メタプラネットに期待する理由

ビットコインに未来を感じているからこそ、
私はメタプラネット30,000株を保有し続けています。

日本企業として先陣を切ってビットコインを財務戦略に組み込み、
世界基準の資産戦略を採用した数少ない上場企業。

日本企業がこれをやる意味は非常に大きい。

  • 日本は円安が続いている
  • 少子高齢化で国内市場は縮小
  • 企業価値向上のための新しい手段が必要

そこで「ビットコインを保有する」という発想は、
日本企業にとって新しい武器になり得ます。

そして何より、
ビットコインの価値が上がれば、メタプラネットの純資産も上昇する。
このシンプルな構造に魅力があります。

もちろんリスクもありますが、
「日本企業でビットコイン戦略を取るならどこか?」と問われれば、
私はメタプラネットだと思っています。


■7. ビットコインは“ギャンブル”ではなく“思想”である

私がビットコインに惹かれる最大の理由は、
上がる・下がるといった値動きではありません。

ビットコインが持つ思想そのものに共感しているからです。

  • 中央管理者はいらない
  • 誰も資産を奪えない
  • 誰でも自由に使える
  • 発行量は絶対に増えない
  • 世界中の人が平等に扱える

これは、歴史のどの通貨も実現できなかった価値です。

ビットコインは金融システムを壊す存在ではなく、
“人類がやっと手に入れた、新しい金融インフラ” だと思っています。


■まとめ

ビットコインの可能性は、値動きだけでは語れません。

  • 人類史上初めての「非中央集権の通貨」
  • 世界の誰でもアクセスできる金融インフラ
  • インフレに強いデジタル資産
  • 機関投資家が購入する世界基準の資産
  • 日本の円安リスクを避ける手段
  • 企業財務に革命を起こしうる存在

だから私は、ビットコインの未来に期待しています。

そしてビットコインを資産戦略に取り入れるメタプラネットもまた、
長期目線で追い続けたい存在です。

もしビットコインがこれからも世界に受け入れられ続けるなら──
個人としても、企業としても、
その恩恵を少しでも受けられる位置にいたい。

今の私の投資スタンスは、その思いに基づいています。

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