
はじめに|「子ども手当、使ってますか?貯めてますか?」
子育て世帯にとって、毎月支給される**子ども手当(児童手当)**はとてもありがたい存在です。
とはいえ、
- 生活費に消えてしまっている
- 気づいたら使ってしまっている
- 貯金はしているけど増えてはいない
というご家庭も多いのではないでしょうか。
もしこの子ども手当をすべて積み立てNISAで運用したら、
子どもが18歳になるころには、いったいいくらになっているのでしょうか?
この記事では、
- 子ども手当の総額
- 積み立てNISAで運用した場合のシミュレーション
- 利回り別の金額差
- 注意点や親が気をつけたいポイント
を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
子ども手当(児童手当)の基本をおさらい
まずは前提条件を整理します。
現在の児童手当の支給額(日本)
- 0歳〜2歳:月15,000円
- 3歳〜小学校修了まで:月10,000円
- 中学生:月10,000円
※高校生には支給なし(2025年時点)
18歳までに受け取れる子ども手当の総額はいくら?
ここで、0歳から中学卒業までの総額を計算してみます。
① 0〜2歳(3年間)
- 15,000円 × 12か月 × 3年
→ 540,000円
② 3歳〜小学校修了(10年間)
- 10,000円 × 12か月 × 10年
→ 1,200,000円
③ 中学生(3年間)
- 10,000円 × 12か月 × 3年
→ 360,000円
▶ 子ども手当の総額
合計:2,100,000円(210万円)
つまり、国から支給される子ども手当だけで
約210万円を受け取ることができます。
この210万円を「すべて積み立てNISA」に回したら?
ここからが本題です。
仮に、
- 子ども手当を1円も使わず
- 毎月そのまま積み立てNISAに積み立て
- 全世界株式などのインデックスファンドで運用
した場合を考えてみましょう。
積み立てNISAの想定利回り
過去の実績や一般的な目安から、以下の3パターンでシミュレーションします。
| 想定利回り | 現実的な目安 |
|---|---|
| 年3% | 保守的 |
| 年5% | 標準 |
| 年7% | やや楽観的 |
18歳時点の資産額シミュレーション
年利3%の場合
- 元本:210万円
- 運用結果:約280万円前後
→ 銀行預金よりは大きく増えるが、控えめな成長
年利5%の場合(現実的なライン)
- 元本:210万円
- 運用結果:約360万円前後
→ 約150万円の増加
年利7%の場合(長期株式投資が順調だった場合)
- 元本:210万円
- 運用結果:約470万円前後
→ 元本の2倍以上
なぜここまで差がつくのか?【時間×複利の力】
この結果を生む最大の理由は、複利効果です。
- 利益が利益を生む
- 運用期間が長いほど効果が大きい
- 子ども手当は「18年間」という長期投資に最適
つまり、**「早く・コツコツ・長く」**がすべてなのです。
子ども名義?親名義?どちらで積み立てる?
よくある疑問がこちらです。
結論:親名義の積み立てNISAでOK
理由は、
- 未成年は積み立てNISAが使えない
- 親の口座で管理した方が柔軟
- 教育資金として使うタイミングを調整できる
将来、18歳以降に渡す場合も、**贈与税の基礎控除(年間110万円)**を活用すれば問題ありません。
実際におすすめの投資先は?
初心者の方には、以下のような商品が定番です。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
共通点は、
- 手数料が安い
- 分散されている
- 長期運用向き
という点です。
注意点|「必ず増える」わけではない
大切なことなので、はっきり書いておきます。
- 株式投資には価格変動がある
- 一時的に元本割れすることもある
- 18歳時点が不況の可能性もある
そのため、
- 高校・大学入学前の数年で一部現金化
- 全額を一気に使わない
といった出口戦略も重要です。
「子ども手当=将来へのプレゼント」
子どもが18歳になったとき、
- 大学資金
- 留学費用
- 起業資金
- 投資の元手
として数百万円を渡せたら、
それは単なるお金以上の価値になります。
しかもそれは、
「我慢して貯めたお金」ではなく
「国から支給されたお金を賢く育てた結果」
なのです。
まとめ|子ども手当×積み立てNISAは最強の組み合わせ
- 子ども手当総額:約210万円
- 18年間積み立て運用
- 年5%想定で約360万円
- 年7%なら約470万円
「何もしなければ210万円」
「運用すれば300〜400万円以上」
この差は、知っているかどうかだけで生まれます。
今日からできる一歩
- 積み立てNISA口座を開設
- 子ども手当分を自動積立設定
- あとは“放置”
それだけで、
子どもの未来の選択肢は確実に広がります。


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