人生におけるゴールが、「成功」なのか「幸せ」なのか??
そんな疑問はついて回るけど、結局答えは出ないままで思考はぐるぐる回ります・・。迷走状態が継続している毎日です・・。
そんな時にイチローさんのインタビューを見つけました。
あの「メジャーで活躍して日本人で野球選手といえばのレジェンド」です!今では「大谷選手」ですかね??
そんなイチロー選手が「自己肯定感」に物申していました。自己肯定感というものついては少し難色を示しているインタビューです。
イチローさん曰わく、自己肯定感を高めるだったり、意識しすぎることはどこか傲慢なスタンスに見えるとの見解です。インタビューを読んで私がそう感じたのですが・・
自己肯定感とは何なのか?
自己肯定感という言葉がもてはやされるようになって、かなり時間が経っていると思うのですが、私もどちらかというと「自己肯定感」=「自分に対する自信」みたいなものは少ないように思っていて、自信のなさが、人とのコミュニケーションに影響しています。
わかりやすい例を挙げるとこんな感じです。
✅過剰に人にプレゼントをする
✅笑顔でいることを決めている
✅選択肢に対してどちらでもいいが口癖
✅他人を優先しがち
こんな状態を続けているうちに、自分で何かを決めることに対して恐怖というか不安を抱えるようになってしまいました。
この選択肢を選んで失敗したらどうしよう・・
真顔でいたらどう思われるのか・・
好かれようとというよりも嫌われないようにプレゼントをする・・
書いていて思いましたが、自己肯定感低そうな感じがすごく伝わってきました。
そう考え始めると・・もともと自信がないような奥手な人にとって「自己肯定感」という言葉はもしかしたら、自分を落とし穴に落とす呪いのような言葉に思えてきました。自分でもわかっている「肯定感」のなさを明確に表してしまっている点です。
イチローさんは、「自己肯定感」よりも「魅力のある人」を強調されていました。自己という大きな言葉に対して、自己のみを意識づける「自己肯定感」は使い所のとても難しい言葉なのかもしれません。
とりあえず、一時期「自己肯定感」を高めようとしていた自分にとっては、前向きそうに見えて後ろ向きに捉えてしまう言葉でした。
魅力のある人
逆に「魅力のある人」というのはどうでしょうか??
案外、前向きに聞こえてくるし、他の人のこととも、自分のこととも捉えることのできる素晴らしい言葉のように聞こえてきました!!さすがイチローさん!!!僕からしたら、自己肯定感の塊に見えてしまう存在ですが、イチローさん曰わく「魅力」は他者から与えてもらえる言葉だと。そして、自分が他者に感じる魅力を意識して、行動することで、自分が思う「魅力ある人」に近づくことができるのだと・・。
僕たちは、「多様性の時代」「自己肯定感」のように個々を大切にするだったり、意識していくことを半ば強制されているような状態に感じる世の中で生活しています。
個性を大切にっていうのは、昔から言われてきていますが、現在は「個性は必須」のように感じるくらいに強烈なキラーワードがたくさん溢れています。
そんな中で、生きづらさやしんどさ、重たさを抱える人が多い気がします。まあ自分がそうであるというだけなのですが・・
自分にとっては、イチローさんからエールを贈られた気持ちになりました。「自己肯定感」という自分をしっかりと見据えて理解しなければならない・・でも・・できないという劣等感をあえて選ぶのではなくて、「自分が思う魅力のある人」とはどんな人なのか??
もちろん身近にそういう人がいれば、そんな人がどんな言葉や行動を選んでいるのか。
いなければ好きな人や尊敬する著名人がどんな考え方をしているのか。
それを知ろうとすることが「自分にとっての理想に近づく」ことなんじゃないかと考えてみたわけです。
僕にとって「魅力のある人」はこんな感じでした!!
✅笑顔で癒される人
「笑顔」って素敵ですよね・・。子供の笑顔は天使に見えるなんて言われますが、大人の笑顔も捨てたもんではありません。特に年齢を重ねて、笑顔の時に現れる目元のシワを兼ね備えた人の笑顔は、本当にみていて癒されますし、尊敬します。そういう「素敵な重ねてきた笑顔」を持っている人にとても憧れますし、魅力を感じます・
✅色々な体験や経験がある
僕は、どんな人とも話せる人って結構すごい人な気がしています。いろいろな環境の中で、色々な経験を重ねてきた老若男女の人たちと話が盛り上がれる人がいることを知っています。そんな人に共通するのが、本当に楽しいことも、辛いことも、感動も悲しみも驚きもたくさんの「色々な体験や経験がある」人だと思います。どんなことにも、話にも、行動にも裏付けられた経験がある。そして、体験して確かに得たものよりも、感じてきたものがある。それは、滲み出ている気がするのです。だからこそ、たくさんの人たちに「話を聞かせて」と言われる。魅力の塊です。
✅気遣いがさりげない
気遣いにも種類があると思うのですが、良い事をしているという意識を持たずにする善行は、本当に価値のあるもの。価値と他者が認めてくれるものだと思うのです。例えば「ゴミ拾い」私はゴミ拾いをしている大人を見るとすごく「すごいな」と思います。ゴミが落ちていたら拾う。 実はできそうでとても難しいことです。拾った時にどこに捨てよう?だったり、色々考えると拾えないものです。それでも、みた瞬間に拾っている人は、もはやゴミは拾うと身体が覚えている人です。 そんな誰にでもできる素晴らしいことなのに、あえてしない人の多いことをできてしまう人は、格好いいなと思います。そんな瞬間の行動を「すごいな」と思われる人になりたいのです。
✅お金に振り回されない
「お金」は人を救うこともできますが、人のいいところも悪いところも引き出してしまうもの、概念でもあります。お金とはそのものに価値があるわけではなくて、みんなが「お金」には価値があると思っているからその「信用」に価値が発生しているものです。大災害が起きれば、お金はきっと価値を失うでしょう。そんな概念に振り回されずに、必要なものに、必要な時に、自分の判断で、自分のためにも他人のためにも使える人は、動じない魅力を感じます。
✅趣味が楽しそう
趣味ってなんですか??と聞かれた時に、みなさんはどう答えますか?? 僕は「読書」です。それは読書をしている時に感じるゆとりが好きだからです。座椅子に座ってインスタントコーヒーを飲みながら、時間を気にせずに過ごせる時間は至福です! そんな風に、何かに没頭している人って「他者を意識していない」ですよね。そんな素の自分が醸しでている人に憧れています。 そういう人は、趣味の時に本当に幸せそうな顔をしているのです。そういう自分でありたいといつも思っています。
✅自分の大切なもの、ことを知っている
自分にとって、本当に大切なもの、ことを知っている人は、いざという時の決断がとても早く、理由も明確です。そして、そこには自信や根拠はありません。自分の感性や直感、判断への揺るぎない意志を感じます。そのためには、自分にとって何が大切かをきちんと理解しておくことが必須です。 そして、それを理解するためには、実は一旦大きな壁や困難、そして決断を超えなければならないと思うのです。そのためにも挑戦は必須かもしれませんね。
✅何かに挑戦している
先日、やりたいことリストの「スカイダイビング」に挑戦してきました!! 自分で挑戦と言っているだけですが、やらなくてもいいのに、あえて少しリスクをとって行動している人ってどこか危なっかしい感じもするけど、面白そうな空気を持っているなと思っています! もちろん起業して必死で働いている人、自分の夢のために歌ったり、踊ったりしている人。その少し必死さが現れている人って魅力ありませんか?私はそういう人と会いたいと思うし、話を聞いてみたいと思います。
✅失敗を楽しんでいる
失敗した時に、人に見せたり、話したりすることを躊躇してしてしまうことも多いと思うのですが、その失敗が大きければ大きいほど、楽しそうに話す人って「大きい人」だなと感じます。どんなことも笑っていることで、大変そうに聞こえないのに、厚みを感じる。 それを聞いているだけ勇気をもらえる。そんな人と会いたいし、話していたいと思います。
✅自分の言葉を守っている
最後になりましたが、今回イチローさんのインタビューをきっかけに記事を書かせていただいていますが、「言葉」はたくさんの人が使うことができるのに、全ての人が同じ意味で用いることがとても困難な難しいコミュニケーション方法だと思います。 その難しすぎる「言葉」の中で、この人が言うからこそ、この人だから言えると感じる「言葉」が存在します。そんな言葉を持つことができれば、きっと「魅力あふれる人」になれると思うのです。
魅力ある人になりたくて
自分で言うのも恥ずかしい気持ちがまだあるのですが、やっぱり「魅力ある人」に憧れるし、そうなりたい気持ちがあります。自分に劣等感や時々嫌悪感を感じることもあるのですが、そういった「良いと思うこと」「なりたい」みたいな気持ちがあることは捨てたらいけない気がするのです。
今回、イチローさんのおかげで、「自分にとっての魅力のある人」を考えるきっかけをいただきました!きっと、人生の中で考え方や言葉の選び方、行動の仕方みたいなものは変わっていくのかもしれませんが、「魅力」と言う惹きつけられるキーワードを手にすることができたことは、自分にとってとても良いことのように感じています。
もし、僕と同じように考え方を拗らせて、自信がなく、不安も強いような人は、もしかしたら「魅力」について深掘りしてみると、少し目の前が開けるかもしれません。そうなっていただけたら幸いです。
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