・年間何回も起きる「子どもの急な体調不良」
・家族を優先したい気持ちと、仕事のプレッシャーがぶつかる
・父親が抱えがちな “見えないストレス”
・実際に取り組んだ働き方を紹介します
主に失敗談が多いです・・😂
私は10歳の長女と1歳の次女と偉大な奥様と生活する平凡な旦那です。普段は正社員として働きながらもせっせとモヤモヤ、時にイライラしながら育児や仕事、家事と向き合っています。そんな私も、20代の頃は仕事がすべてで、長女が生まれたときは仕事が優先で奥様に任せきりでした。
仕事優先だとガタがくるもので、何度か精神的にまいってしまったのと、この生活を続けていても家族と幸せにはなれないと思い、職を変えてきました。転機は去年の3月、働きやすさはあったけど、どうしても居心地と業務内容に満足できず退職した時に考えて実践したことです。
ちなみに職は変えても福祉業界で働いて15年くらいになる支援者です。
出社時間遅めで定時退社、希望休が可能な仕事に絞る
・保育園児は体調を崩しがちで、突発的な呼び出しが多い
朝の小学校や保育園の送り出しができることは家族優先で考えると必須です・・小学校って旗当番があって、月に1~2回は通学路に立たないといけないんですよね・・さすがに1歳を抱いた奥様にはさせられない・・
環境を整えようと、給料は高くないけど朝の出勤は8:30とゆとりのある出社時間で定時退社の場所を探しました💦
・あなた自身の状況
実は3月に退職としてしてから、少しゆっくりしようと思っていたのですが思いがけず3月に1歳次女の保育園が決まりました😧 告げられたのは猶予期間は3か月!?
求職活動の猶予期間は3か月ということで7月にはフルタイムで働かないと保育園から出されてしまう現実に直面しました。焦る・・焦る・・
焦りながらも正直福祉業界以外もいいのではないかと思っていたのですが、失業手当の申請と念のためハローワークの求人窓口へ・・なぜか担当の方から福祉をえらく勧められ、話だけでも聞いてみてと言われたのが今働いている会社です。
新規ということで、給料は賞与はないですが月の給料もある程度保障されていて、育児に寛容な考え方をもっている社長さんのため、希望できる休みや出社時間の調整も可能で、今のところ家族との時間も確保できています。言ってみるもんですね・・。
・実際に検討した働き方(在宅・短時間)
本当は在宅就労や短時間勤務も検討しました。ただ、今までの経歴で可能な在宅就労は自信がわかず、エントリーすら時間がかかる始末で、短時間勤務は保育園の退所の可能性がでるため断念しました。いつか在宅就労が可能なくらいスキルがあがったらいいなと思っています。
収入よりも“安定した生活リズム”を優先
・保育園の呼び出しが想像以上に多い
保育園からの呼び出しは想像以上に多いです。うちの場合は奥様が時短で働いてくれているので、基本はお願いできますが、緊急時はそうはいきません。とくに次女は一度高熱の時に痙攣があり、微熱でも呼び出される傾向があるのです。
そう考えると緊急時に「娘が高熱で・・」と相談しやすい環境は大切ですよね。
・高収入より、精神的余裕の方が育児期には大切
正直20代は福祉では高収入と言えるくらい収入がありましたが、役職業務や委員会、会議の数々でなかなか20時前に帰るのは厳しかったです。でも、今は買い物しても18時には帰れるので晩御飯も家族で食べることができます。特に18時前後の家は戦争です!!
次女はご飯が待ちきれない・・長女は宿題・・奥様一人ではなかなかゆっくりごはんも食べれません。ワンオペの方には頭がさがります。
・手取り350万という基準
自分の中で基準があります。年収は夫婦で400万あればいい。これは私自身がFPを勉強したこともあるのですが、私たち夫婦は思っていたよりも倹約しているようで、年間300万あれば生活できるという基準に基づくものです。20代前半に貧乏生活だったので、その癖が抜けないのもあるのですが生活水準をあげてこなかった恩恵ともいえます。なのであとは娘たちの習い事や貯金、投資に回しているという状況です。
一時的に“キャリアをフラットに”して働く
・育児中は、キャリアを一直線に伸ばすのがそもそも難しい
育児中はどうしても、仕事に専念は難しいです。専念すると給料は増えても家庭での居場所は少なくなります。集中できないことは思っていたよりもキャリアを考えることに響きます。
・あなたが「3年間は働き方をゆるめる」と考えていること
私は転職して3年間はすこし家庭優先で働こうと思っています。それは長女の時に一緒に考えられなかった家庭の在り方を見つめなおしたいのと、結局最後に傍にいてくれるのは家族だと倒れた時に気づけたからです。お金はとりあえず赤字でなければ大丈夫くらいに思っています。
・家族を優先してもキャリアは終わらない、むしろ後から取り返せる
家族との時間は実は有限です。その年齢に応じて子供たちの成長とともに生活できるのは本当に一時、一瞬に感じます。その時間を仕事に費やしても得られるのは評価くらいです。それも客観的なもので、実感は少ないものです。なので、集中できるときにキャリアは築けばいいのでは?くらいでいまは考えられるようになりました。
・「考える時間の確保」「最悪シナリオの整理」
私は考える時間は朝に決めたいと思っています。理由は子供たちが起きたらこども優先になるからです。ゆっくりと静かな環境を設定することも難しい。あとは、子どもがいると不規則な生活からすごく規則正しい生活に戻れます。今は21時には布団へ・・・早すぎですよね・・
でもこの記事を書いているのも実は午前4時くらい、それでも7時間は睡眠時間確保できているんですよね(笑)そう思うと以前よりもいろいろなことを考えたり、挑戦したり、くつろぐ時間も確保できています。こんな風にブログも書けますし。
私にとっての「最悪のシナリオ」はお金が無くなるとか、必要とされなくなるとかではなく。単純に今家族と一緒にご飯が食べれて、一緒に寝れて、話ができて、お出かけできる。
こんな幸せな状況を当たり前と思って、家族に「感謝できなくなる」そんな恰好悪い父親になりたくないなと思っています。自分が恰好悪いと思う存在に、そして家族と笑顔でいられる時間を大切だと思えなくなった時が最悪な時だと思います。
きっとその時には近くに家族はいなくて、一人になっているかもしれません。
まとめ
・育児期は誰でも仕事が思うように進まなくて当たり前
今でも、子どもにイライラしたり自分の態度にモヤモヤもします。当たり前にみんなが行動してくれることなんてありません。もちろん相手にとってもだと思います。それもひっくるめて楽しめたら最高だと思い込んでいます(笑)
・父親も悩んでいいし、優先順位を変えるのもアリ
父親は偉大なんてのは、自分が作り出した空想です。いつだって変えていい。考えだって、行動だって、使う言葉も仕事も。変化したいと思うのは成長したいし、誰かの理想になりたいとおもっているから。優先順位もその年齢や状況で変えていいと思っています。
・同じ状況のパパへ
私の小さな悩みや行動の記録が誰かのヒントになってくれたらこんなにうれしいことはありません。脱・完璧を目指してこれからも育児を楽しみましょう!!


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