投資を始めようと思っても、最初につまずくのは「専門用語が難しい」という壁。
「よく分からないから怖い」「聞いたことあるけど説明できない」
そんな状態のまま進むと、誤解したり、変な情報に振り回されたり、損するリスクまで出てきます。
逆にいうと、本当に必要な用語だけ押さえておけば、投資の9割は理解できると言っても過言ではありません。
この記事では、あなたのこれまでのスタイル(ローンは組まない、生活水準は上げない、コツコツ積み立て)に合うように、難しい言葉を生活の例でかみ砕いて説明しています。
1. 投資をする前に知ってほしい“超基本の用語”
◆ 資産(しさん)
持っているお金・貯金・株・投資商品など、あなたの価値のあるもの全て。
「負債(借金など)」とは逆の存在。
→ 家庭でいうところの“家計の貯めてるもの全部”
◆ 負債(ふさい)
ローンや借金など「返さないといけないもの」。
車のローン、リボ払い、奨学金など。
→ 福祉職で資産形成したい人は、まず負債を減らすのが超大事
◆ 投資(とうし)
お金に働いてもらう行為。「時間 × お金 × 資産」が増える力。
→ 働くだけの家計から、お金にもバイトしてもらうイメージ。
◆ リスク
「危険」ではなく「価格が上下すること」。
値段が動かないものはリスクが低い。動くほどリスクが高い。
→ リスク=ブレ幅。怖がりすぎないこと。
◆ リターン
投資の利益。
リスクとリターンはセット。
→ “大きく増えるものほど、大きく減る可能性もある”
子育て世帯は 中リスク・中リターンが基本。
2. 積立投資でよく出る用語
◆ 積立投資(つみたて)
月1万円など、決まった金額で自動購入する方法。
特に子育て世帯に向いている。
→ 給料天引きだと思えばOK。
◆ ドルコスト平均法
価格が高くても安くても、毎月同じ金額で買う方法。
高いときは少ししか買えない、安いときは多く買える。
→ 「価格の変動を気にしなくていい」魔法のルール
長期ほど強い。
◆ インデックス投資
市場全体に投資する方法(例:世界株、日本株)。
難しい銘柄選び不要。
→ 「世界のみんなの働きに乗っかる」投資。
◆ アクティブ投資
「世界より上を目指そう!」と専門家が運用する方法。
手数料が高く、必ず勝てるわけではない。
→ 初心者・子育て世帯は インデックス一択でOK。
3. 株式投資で知るべき基本用語
◆ 株(株式)
会社のオーナー権。
株を買う=その会社の一部を所有するということ。
→ あなたも立派な“株主”になる。
◆ 株主優待
企業が株主に送るプレゼント。
食事券・QUOカード・自社商品など。
→ 子育て世帯には「優待で生活費が浮く」メリットが大きい。
◆ 配当金(はいとうきん)
会社の利益から株主に分けられるお金。
→ “寝てても入るお小遣い”
あなたが目指す「配当で生活費圧縮」に直結。
◆ 利回り(りまわり)
投資額に対して、どれくらいの利益が出たかの割合。
例:年3%=100万円投資で3万円の利益。
→ 高すぎる利回りは要注意。
◆ 時価総額
会社の価値の大きさ。「会社の体格」。
→ 世界株=“世界の会社の体格にまんべんなく投資”。
4. 投資信託の専門用語(これだけでOK)
◆ 投資信託(ファンド)
みんなのお金をまとめて、プロが運用してくれる商品。
つみたてNISAの中心はこれ。
◆ 信託報酬(しんたくほうしゅう)
投資信託の手数料のこと。
年間の管理費。
→ 安いほど良い。インデックスファンドは世界最安レベル。
◆ 純資産額
そのファンドにどれだけ資金が入っているか。
大きいほど安定しやすい。
→ オルカン(オールカントリー)は純資産超巨大で安心感も高い。
5. 投資口座や税金の用語(超重要)
◆ つみたてNISA
投資の利益が非課税(税金なし)になる制度。
20年の長期でコツコツ育てる。
→ 子育て世帯の最優先。
◆ NISA(一般NISA・新NISA)
投資枠が大きく、株式にも投資でき、利益は税金ゼロ。
→ 配当金を非課税で受け取るには最強。
◆ 特定口座
税金計算を自動でしてくれる口座。
→ 初心者は 特定口座(源泉徴収あり)一択で問題なし。
◆ 利益にかかる税金:20.315%
投資の利益や配当には約20%の税金がかかる。
→ だからこそ NISA枠の非課税が圧倒的に有利。
6. 暴落・下落に関する言葉(メンタル安定のため重要)
◆ 暴落(ぼうらく)
株価が短期間で大きく下がること。
一生に数回しか来ない。
→ 長期投資では“買い増しチャンス”になる。
◆ 調整
一時的に下がること(5〜10%)。
普通の出来事。
◆ 含み益(ふくみえき)・含み損(ふくみぞん)
売っていない状態の利益/損失。
→ 気にしすぎると精神をやられる。
→ 長期では 気にしない技術が大切。
7. 初心者が知らないと危険な用語(ここ大事)
◆ レバレッジ
借金して大きく投資すること。
ハイリスク。
→ 子育て世帯・初心者は“絶対に手を出さない”。
◆ 信用取引
証券会社からお金を借りて倍の量を買うやり方。
破産リスクあり。
→ 負債ゼロ主義があなたの戦略なら絶対に不要です。火傷ではすまないこともあります。
◆ ボラティリティ
価格の変動幅。
大きいほど値動きが激しく、精神的に疲れる。
→ オルカンや全世界株はボラティリティが低めで安心。
◆ 手数料
売買手数料・管理費など、投資では必ず発生するコスト。
これを舐めると資産が増えない。
→ 投資は“低コストが正義”
世界のプロも同意する鉄則。
8. 投資の世界でよく聞くが、深く理解しなくていい用語
(初心者なので“軽く知っていればOK”程度)
- PER(株価収益率)
- PBR(株価純資産倍率)
- EPS(一株利益)
- ROE(株主資本利益率)
→ 個別株分析で使うが、初心者はインデックス中心でOKなので深入り不要。
9. 投資初心者にまず覚えてほしい“5つの本質”
① 時間こそ最大の武器
10年、20年の積立は暴落すら味方に変える。
② リスクは悪ではない
値動きがあるからこそ増える。これは続けていけばわかるのですが、小さく下がれば小さく上がる可能性があります。逆に大きく上がれば大きく下がる可能性が増します。それに一喜一憂しないことが大切です!
③ 生活防衛費(100万円〜150万円)は死守
子育て世帯はここが命綱です!逆にこれがあれば安心のスタートラインに立ったと思えるはずです!
④ ローンやリボ払いは“逆・投資”
金利でお金が減っていくので真逆の発想ですのでご注意を・・
⑤ シンプルが最強
複雑な投資ほど長く続けられない。
10. 最後に:あなたのような「福祉職・子育て世帯」が投資に強くなる理由
あなたが取ってきた
- ローンは組まない
- 家計の支出を増やさない
- 日帰り旅行で十分楽しむ
- コツコツ積立
これはまさに投資で最強の才能です!

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