僕の悩みは未来に向かっての物が大半です。いやよくよく考えてみると不安というものは未来に対してしか感じない物ですよね。「過去に不安を感じています!!」という人には会ったことないですからね 笑
「不安」・・・何かが気がかりで、落ち着かない(安らぎが得られない)心の状態。
と調べたら出てきました。気がかりなことがある、それは先の話ですね。
僕は、よく不安を感じています。それはもう色々なことで・・・
「あの時の発言で〇〇さんに嫌われたかも・・?」
「これしたら明日体調大丈夫かな・・?」
「〇〇さんに言うの忘れてた・・・怒るかな・・」
みたいな感じで同じ自分が何度も何度も登場しては、未来の起きてもいないことに不安を感じ始めます・・・。不安とはとても難しいもので、捉えようによっては良い感覚であるはずなのです。 例えば、
「あの時の発言で〇〇さんに嫌われていないかな」→「」
「これしたら体調大丈夫かな?」→「今日はゆっくり休んで次の日休める日にしよう」
「〇〇さんに言うの忘れてた・・」→「とりあえず急いで伝えておこう」
不安を持つことで事前に対策ができることも多いからです。
ただ
人間不思議なもので、どちらかというと不安は不安として捉えることが多く、悪化させてしまうことが往々にしてあります。そう不安を拡大してしまいがちなのです。そんな時におすすめな考え方というか事実が不安の9割は起きないということです、
不安の9割は起きない
諸説あると思いますが、私が以前読んだ本には「不安の97%は起きない」と記述がありました。有名なハーバード大学の教授が実験を行った際に、不安を感じた被験者にその想像した不安は実際に起こったかを確認しました。するとほとんどおきなかったという実験結果が出たそうです。
この結果を見てみると、僕たちというか僕自身は不安を拡大解釈して、不安を増大させ、安直に言えば起きもしないことに考えを常に巡らせ、あまつさえ気分も落ち込んでいたことになります・・・。 という事実にまた落ち込むのですが・・・( ;∀;)
この事実から考えられることは、人間は本来、危険から避けることに特化した生き物です。古来を考えると科学技術も発展していない時代では、いかに身体の大きな生物たちから身を守る、または逃げる術を用いて生き残ってきました。そう考えると人間は危険回避の能力がずば抜けて高いということがわかります。だからこそ、不安を武器にして、あらゆる想定の中を子孫を残しつつ生き抜いてきました。 不安は特質して人間に与えられた、類稀なる能力と言えるのではないでしょうか?? その能力が行きすぎた結果、ある程度安全を保証されている場合でも危険や不安を増大してしまう癖を持っており、実際には起きないことが多いということになります。
不安=能力 と 不安=9割起きない この二つを押さえておくと、もっと苦しまずに生活ができるのではないかと考えたのです。
実践してみると
この事実を知ってから、なるべく
不安を感じたら「きっと97%」と言葉を出すようにしてみました。
するとやはり、不安の大多数は起きないことを身をもって証明することになったのです。 例えば、
雷すごいけど娘は大丈夫かな? →学童でめちゃくちゃ楽しんでいたみたいです。
上司に報告忘れてた!!どうしよう・・。→上司もそのこと忘れていたみたい。
自分の貯金額って少ないのでは? →ネットで同世代の人の平均値や中央値と比較したら、悲観しなくてもよかった。
などです。不安は一つもあてになりませんでした。ただ僕は結構日常的に不安を感じやすいみたいで、不安を感じる項目が小さいものも多かったのですが、97%を口癖にしていると、徐々に不安だと感じる機会が減ってきていように思うのです。 不安を感じにくいということは、気分も上げやすくなります。不安を感じて考えていた隙間に楽しいや驚き、色々なことを考えることが入るようになったのです。これを繰り返すことで、感受性や別の感覚が蘇っているように感じています。
小さい子供ってきっと同じように、不安を感じる前に目の前のことに夢中になりますよね?そして多少の危険なんて好奇心には勝てず、怪我をすることもありますけど、その分感動もしっかりと味わっているのだと思います。
そんな風に、大人になり、成長する過程で経験に基づいた不安を大きくし過ぎるのではなく、不安を味方につけつつ、僕も「97%」を合言葉に、好奇心を活性化して楽しんでいけたらと思います( ^ω^ )
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